?東京カンディの調査で建物の被災度を決める基準として「大破」「中破」「小破」「軽微」「損傷なし」の区分が用いられたことを示した。実は、被災状況を判定する仕組みには三つの種類がある。「被災度区分判定」「応急危険度判定」「罹災証明の判定」である。この三つの判定はそれぞれに目的も方法も違う。ところがこの三つの判定は兵庫県南部地震のときにどこかで混同し、誤解された一面があるのでここで被災後の建物の被災判定について整理しておく。
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?東京カンディが調査の際に用いた判定方法は「被災度区分判定」の考え方に準拠したもので、この「被災度区分判定」の目的は被災した建物の復旧の容易度を判断することにある。被災者が被災直後の混乱から立ち上がり、生活の復興に向けて動き出す被災後二〜三ヶ月以降におこなわれるもので、被災建物の復旧に対する技術的蓄積をもっか専門家が有償で判定するものである。